2010-05-21 世代 ★★★ 監督:アンジェイ・ワイダアンジェイ・ワイダのデビュー作で、ポーランド映画の原点。ナチス支配下のポーランドの現実を映し出していて、荒削りな部分もあるが、見応えはある。この後、「地下水道」「灰とダイヤモンド」などの数々の名作を世に送り出す訳だが、ワイダにとって映画という媒体は、ポーランドの置かれていた状況を表現する手段だったんだろう。映画に込められた、若者たちの必死の抵抗をモノクロ映画のなかに、鮮烈に刻み込んだ。まだひよっこだった?ロマン・ポランスキーも出てます。