監督：アレックス・ギブニー
アメリカの巨大企業エンロンの崩壊を追ったドキュメンタリー。粉飾決算、インサイダー取引、多角化経営、政界への興味等、これって日本の某ＩＴ企業をみてるようで、全く同じようなことがアメリカでも起こっていたのね。。。実態がないものを追い求め、嘘の上塗りを繰り返し、バーチャルから現実に引き戻された結果、そこには何も残っていなかった。経営陣は捕まってざまーみろって感じだが、実際は破たん前に持ち株を売り払って懐を肥やし、残された末端の社員たちが損をする。なんか正直者が馬鹿をみるようで、こういうことが二度と起こらないでほしいね。それにしても、いくら巨大企業だからといってカリフォルニアの電力を止めるって、暴走しすぎだろ。。。
