フロスト×ニクソン

監督:ロン・ハワード

舞台劇の映画化だけに、どうしても広がりが無く、小さくまとまってしまったのはしょうがないか。前半はかなり退屈で正直眠かったが、後半のトークバトルは中々よかったと思う。一発当てようとするおちゃらけた男と策士の元大統領という対比も上手く出ている。狡猾なたぬきオヤジをフランク・ランジェラが素晴らしい演技で熱演。「ウォッチメン」でもそうだが、何だかんだいってニクソンは嫌われながらも、時代の象徴として魅力があるんだろうね。