20世紀少年

監督:堤幸彦

とりあえずは及第点と言えるのではないか。膨大な原作をまとめるのにかなり苦労したことが伺える。そして前半は面白い。無駄なくエピソードを拾っていて、そこそこ時間を費やしただけある。(ドンキーの理科室のエピソードがあってよかった)しかし、後半の20世紀末に入ると、途端に駆け足になり、正直原作知らない人には説明不足でよく分からないだろう。またロボットとか漫画だと成立するが、実写となると幼稚な感じが出てしまい、原作と変えてでももう少しリアリティが欲しかった。とまあ不満はあるけど、何だかんだいって第2章が気になったりする。