2024-01-14から1日間の記事一覧

スパルタ教育 くたばれ親父

監督:舛田利雄 石原裕次郎と若尾文子が夫婦ってのがなんか凄い画である。珍しい組み合わせ。タイトルからもっと激しいものかと思ったら全然普通で拍子抜けした。全然スパルタでもなんでもない昭和の団地の大家族映画。プロ野球の審判の役ってのも結構めずら…

ある機関助士

監督:土本典昭 ある蒸気機関車の1日を追った37分のドキュメンタリー。60年代の機関車の現状を映す。変わりゆく電気化や安全性なども盛り込まれていて、なんか研修の教材のような内容だった。電車マニアには貴重な映像なのかも。。。

母を恋はずや

監督:小津安二郎 最初と最後が欠落している不完全なバージョン。折角いい映画なのに残念である。本当の親子ではない継母と継子の親子の話。気を使いすぎて裏目に出るという難しい関係性。本当の息子のように優しく接したのに、子供は優しさを望んでいない。…

博徒外人部隊

監督:深作欣二 深作なので期待したけど、あんま面白くない。関東のやくざが沖縄で一旗揚げるってやつ。どうも深作と鶴田浩二は相性良くない気がする。キャストもまあやくざ映画のお馴染みのメンツばかりで、特にどおってことのない平凡作。

俺は待ってるぜ

監督:蔵原惟繕 石原慎太郎のオリジナル脚本。当然主演は裕次郎。若干話が野暮ったいし、物足りなさも感じるのだが、ムードというかフィルムノワール的な味はある。消えた兄探しをするバーからバーへとスピーディな流れはよい。ラスボス二谷英明との対決もな…

下町の太陽

監督:山田洋次 男への不信感と揺れ動く女心。山田洋次の監督二作目であり、倍賞千恵子とのコンビの伝説の始まり。今観るとかなり今日的なテーマを扱っている。男が女には分からないというと倍賞はなぜ女には分からないと食い下がる。どこか女を下に見るよう…