2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

この子の七つのお祝いに

監督:増村保造悪くはない。横溝正史的なおどろおどろしい雰囲気はあり、ホラーミステリーとして善戦はしている。ただどうせならもっと振り切ってほしかった。手相から探したり、赤子すり替えたりと割とプロットも練られていたとは思う。芦田伸介、岸田今日…

ハッピーボイス・キラー

監督:マルジャン・サトラピポップなブラックコメディ。内容は違うけど「ラースと、その彼女」をなんとなく思い出した。内容自体は微妙だけどジェマ・アータートンもアナ・ケンドリックも好きなので、その辺はよかった。ライアン・レイノルズはこういう危な…

アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち

監督:ブラッド・アンダーソン囚人と看守が入れ替わっていたという設定自体は面白いとは思うのだが、それが余り活かされてないというか話が面白くなってこない。つまらない画面が延々と続き、ちっともわくわくしてこない。ラストの主人公は実はってオチも別…

スティーヴン・キング ビッグ・ドライバー

監督:ミカエル・サロモン原作はスティーヴン・キングの短編。テレビ向きだなと思ったらテレビ映画だった。ありがちな復習物で、映画ならナシだがテレビならこんなもんだろう。リチャードウィドマーク云々がキングっぽい。あの車ナイトライダー?。

野獣を消せ

監督:長谷部安春なんかチャールズブロンソンの復讐物みたいな感じ。暴走族の連中が殺人だレイプだとなんでもありすぎ。この時代の無茶苦茶な空気感は出ていた。

Mr.ホームズ 名探偵最後の事件

監督:ビル・コンドン地味なホームズ映画。謎も大したものではない。ただ晩年のホームズの哀しみがにじみ出て、深みはそれなりに増している。これもひとえにイアン・マッケランの存在の賜物。日本というよりも戦後の広島を見せたかったのかなあ。真田広之が…

俺俺

監督:三木聡亀梨和也が33人の“俺”を演じてるらしいが、そんなにいたか?。まあ不条理劇なのだが、この設定ならもっと面白くできたはずなのに非常につまらない。どうでもいいが、亀梨って佐藤健に似てるね。。。

64-ロクヨン-後編

監督:瀬々敬久悪くはないが前編の方がよい。これなら分ける必要がない気がするのだが。3時間ぐらいで1本にしてもよかった。結構無駄なシーンが多い。これだけ長い時間取ったのに犯人にいきつく過程がやや唐突に思えた。でもこのプロット自体は好きだけど。…

攻殻機動隊 新劇場版

監督:野村和也前章「ARISE1〜4」「PYROPHORIC CULT」の5本を見ないとよく分からないのではないか。私は5本観たけど、それでもよく分からなかった。。。ARISEほとんど忘れてるってのもあるけど、正直話に全然ついていけなかった。

ロスト・バケーション

監督:ジャウマ・コレット=セラまあ普通にジョーズだね。現代版ジョーズ。職人コレット=セラなので、無難には仕上がってはいる。ただB級で低予算でもうひと工夫はほしかった。ブレイク・ライヴリーは好みではない。

64-ロクヨン-前編

監督:瀬々敬久これは予想外。あまり期待してなかったのだが、思いのほかいい。TV版は観てたので内容は大体分かる。テレビでは正直いらないとすら思った記者クラブとのやりとりの部分が、映画版だと結構熱いドラマとなっていて見応えあり。佐藤浩市も熱演…

女囚と共に

監督:久松静児50年代に日本にこんな映画があったなんて。女性刑務所を舞台にした女囚と女性刑務官の闘い。といっても女囚系のアクションとかではなく、ちゃんとした刑務所生活を描いたもの。しかも田中絹代や原節子、久我美子、香川京子他多数の大女優が…