2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

戦後猟奇犯罪史

監督:牧口雄二TV番組「ウィークエンダー」の映画版みたいな感じらしい。その世代じゃないので観たことないが、事件の再現ものの元祖みたいな感じなのかな。泉ピン子ショーみたいになってるけど。扱う事件がどれも女絡みなので、裸が多く時代を感じさせる…

暁の出撃

監督:マイケル・アンダーソン原題「THE DAM BUSTERS」と言うとおり、ダムを破壊する英空軍の戦争映画。途中ウトウトしてしまい、イマイチ入り込めず。本来なら最後のダム破壊がスカッとするはずなんだけど、思いのほか地味でやや拍子抜け。映画自体は悪い出…

寒い国から帰ったスパイ

監督:マーティン・リット渋い。雰囲気はいい。とても静かな語り口の落ち着いたスパイ映画。ただ正直話が理解できなかった。二重スパイ?うーんもう少し分かりやすいとありがたいのだが。モノクロ映像やリチャード・バートンの演技など決して悪い映画ではな…

若者たちの夜と昼

監督:家城巳代治ある男に父親が殴られ、息子が拳銃買ってその復讐に向かう話。なんと短絡的な息子なんだ。いやそれ以前に父も息子ももっと話をすればいいものを。まあありきたりな話だし、いろいろとツッコミ所はあるが、60年代の雰囲気とモノクロ映像が…

駆込み女と駆出し男

監督:原田眞人悪い出来ってわけではないが、地味であまり楽しい作品ではない。でもこういう駆け込み寺のようなものの存在は全然知らなく、興味深いものはあった。あまり映画でも見たことない題材である。役者は達者だし、美術周りなど風格もある。ただちょ…

資金源強奪

監督:深作欣二悪くはない。深作らしい犯罪アクション。ただもうひとつ決め手になるものがないので、特別凄くもない。梅宮辰夫がおいしい役でなかなか良かった。

日本のいちばん長い日

監督:原田眞人オリジナルの岡本喜八版に比べるとどうも味気ない。あっちはもっとスリリングで迫力があった。モノクロなのも時代を感じさせ、緊張感を作り出していた。こっちはカラーだしいろんな意味で綺麗すぎる気がする。そして登場人物たちにも余り入り…

寄生獣

監督:山崎貴2部作の前篇。漫画もアニメも大好き。でこれはどうだ?。結論としては、いろいろ言いたいことはあるが、上手く削ぎ落し悪くない詰め込み具合である。まあ元々原作がとてもよく出来た話なので、原作を褒めるべきか。ただ少し言わせてもらうと役…

サザン・コンフォート/ブラボー小隊 恐怖の脱出

監督:ウォルター・ヒル悪くはない。さすがはウォルター・ヒルと呼べるのだが、ただもうひとつ何かが足りない。正体不明の敵に狙われる小隊をB級感いっぱいに描き、楽しいちゃ楽しいけど。脇役中心の俳優たちの若き姿が観れるのもうれしい。特にパワーズ・…

エレファント・ソング

監督:シャルル・ビナメ精神科医と患者の心理劇。なんといっても一番の注目は役者グザヴィエ・ドラン。監督で評価されているが、役者でも達者なのね。これだけ狡猾ならすぐ死ねそうだけど。。。

トム・アット・ザ・ファーム

監督:グザヴィエ・ドラン話がどこに向かっているのか分からない奇妙な味がある。サスペンスなんだろうけど、それとはちょっと違う気もする。どこか歪んだ登場人物たちが織りなすダンス。閉鎖的な世界がどんどん精神を蝕んでいくようだ。この監督の作品では…