RUN/ラン

監督:アニーシュ・チャガンティ

search/サーチ」の監督らしさはあった。でも「サーチ」の方が面白かったかな。まあ似たような映画がたくさんあるけど、それでもこのレベルに仕上げるんだから実力はある。こんな頭のおかしな母親いるかよと思ったら、本当の母じゃないのね。展開はさほど驚くものはなく、ちょっと想定内だったかな。若干物足りなさは感じたが、まあそれでも面白かったよ。

拷問男

監督:クリス・サン

前半はおとなしい。犯人もすぐに分かる。でもやりたかったことは犯人探しではなく、その後の拷問がメイン。後半はほぼ拷問に費やす。いろんな拷問のバリエーションでグロい。まあこの犯人はどうしようもないクズだから、体は滅茶苦茶にされるが、同情はしない。

コンティニュー

監督:ジョー・カーナハン

ゲーム感覚。全体的になんか軽い。死んでも生き返る、その繰り返しなので、結構早い段階で飽きる。フランク・グリロってのもB級感しかない。メル・ギブソンナオミ・ワッツがこんな使われ方をしてるのは、なんか寂しい。。。

ザ・キャビン 監禁デスゲーム

監督:リッカルド・グランディ

雪山の山荘に閉じ込めての犯人探し。イタリアのシチュエーションスリラー。イタリア映画でこの手のものは珍しいが、ありがちな展開すぎてつまらん。真相も別に大したもんじゃない。

キル・チーム

監督:ダン・クラウス

死と隣り合わせの戦争という極限状態。人間のいろんな部分が麻痺してくる。人殺しという究極の犯罪が、戦争という名がつけば許される。そういう状況下と仲間意識という同調圧力が民間人殺害という暴挙を生んでしまう。比較的、欧米人のそういうノリが引き起こす部分もある。実際にこんな事件があったという告発のような映画で、意外と悪くなかった。アレキサンダー・スカルスガルドの威圧感がリアル。ちょいおまけ。

返校 言葉が消えた日

監督:ジョン・スー

期待したんだけど、全然面白くなかった。台湾の人気ホラーゲームの実写化らしいけど、そのゲーム自体が面白くなさそう。独裁政権という現実的な部分とホラーの怪物がミスマッチを起こしている。誰が密告したのかのミステリー部分もイマイチ面白味がないし、そもそも登場人物の名前や顔が覚えづらい。これのゲームといわれてもピンとこない。。。