大河への道

監督:中西健二

立川志の輔の落語を映画化。令和と江戸の二つの時代を一人二役でやるこの構成がいい。伊能忠敬の人物像を伊能忠敬なしでやるというアプローチが面白い。伊能忠敬といえば日本初の地図作成だが、その裏では全く表に出てない影の人達がいたということ。こういう人達に光を当て、歴史に埋没された真実を掘り起こす作業は面白い。そして中井貴一のコメディセンスも流石。まあ大河じゃちょっと地味すぎるかなあ。。。