ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ

監督:リー・ダニエルズ

ビリー・ホリデイの伝記。先日観たアレサ・フランクリンの伝記「リスペクト」もそうだが、黒人シンガーのありがちなものであった。人種差別と麻薬のお決まりのパターン。目新しいものは何もないが、ファンを装った捜査官ってのは面白いキャラではあった。しかし政府はなぜそこまで狙うのか。当時の黒人文化への白人の焦りが感じられた。そしていまだに反リンチ法が通過していないそうだ。白人たちの最後の砦なんだろうね。そこだけは譲れないみたいな。ちょいおまけ。