サムライの子

監督:若杉光夫

今村昌平が脚本。サムライの子ってなんだと思ったら、サムライ部落の子という意味であった。おんぼろ住宅の貧しい時代。皆貧しい中でも必死で生きていた。その中で主人公の少女が素晴らしかった。いじめられ、蔑まれ、父親はどうしようもない。だけど強く、優しく、魅力的な演技で貧乏を吹き飛ばした。当時のヒット曲「上を向いて歩こう」も効果的に使われていた。