存在のない子供たち

監督:ナディーン・ラバキー

レバノンの貧困を描いたもの。悲しいねえ。貧困はどの国でも存在するが、生まれる国や親によってどこにでも起こりえること。日本でも「万引き家族」なんかがあったが、貧困のレベルが違う。こっちの方がどこかリアリティを感じた。子供が一人で生きることすら大変なのに、さらに黒人の子供の世話も見るって無茶苦茶すぎる。しかし子役は上手いねえ。演技とは思えない。最後の笑顔にこんな顔もするんだと。子供に笑顔がない社会は辛い。。。