妻への家路

監督:チャン・イーモウ

チャン・イーモウは大作よりも「初恋のきた道」や「あの子を探して」のような素朴な作品が好き。これは後者であり、夫婦の愛と記憶の物語。映画的なファンタジーよりもリアルさを優先したようだ。結局記憶は戻らない。しかし別の愛の形を見つけられたのかもしれない。コン・リーがこういう役をやるようになったか。娘役が可愛かった。