ダーティ・メリー/クレイジー・ラリー

監督:ジョン・ハフ

警察から車で逃げ回る。それだけ。無軌道な若者、カーチェイス、青春といかにもなアメリカンニューシネマの典型だが、この空気感はやっぱり独特のもの。そしてそこにはピーター・フォンダがよく似合う。それとこのラストシーンは最高。今の時代ならダラダラと感傷に浸るのだが、そんな余計なものはいらんとばかりに唐突にエンドロール。この潔さがかっこいい。