ラスト・ワールド

監督:ジョン・ハドルズ

終末世界に誰をどの職業の人間を残すかという哲学を視覚的に見せる趣向は余りなかった試みで結構面白く観れた。「es」や「THE WAVE」のような実験系な映画は結構好きなので、これは意外な掘り出し物と言える。まあつっこみ所もあるが、低予算SFとしてかなり善戦している。終盤の展開もやや蛇足な気もするが、全体的には楽しめた。主役のソフィー・ロウが若い頃のジュリー・デルピーのようでちょっと注目。