くちづけ

監督:堤幸彦

障害者の問題をすくい取り、そこからエンターテイメントとして昇華していて中々いい作品だった。最初はうざかった障害者たちも除々に愛すべき感じになり、役者たちが皆好演していた。脇役だがうーやんが一番目立っていた。と思ったらうーやん役の宅間孝行が脚本を書いていて、なるほど気合入ってるわけだ。ゴミを集めてるホームレスとかが実は障害者が多いという事実など、言われてみればそうだなと障害者の生き方について考えさせられた。最後は「ミリオンダラーベイビー」をちょっと思い出した。