小さな命が呼ぶとき

監督:トム・ヴォーン

「ロレンツォのオイル」同様、わが子の病気のために自分たちで何とかしようと立ち上がった父の実話ベース。この手の実話系はあまり面白味がないんだけど、これは結構よかった。子供の為とはいえ、ここまで出来るものなのか。こういうことができる人間というのは、やっぱり行動力が普通じゃないな。少し羨ましく思えた。そして驚くのは、結局ハリソン・フォードの新薬は採用されなかったということ。そうなってくると、映画の中ではさほど重要な人物ではなくなり、何か妙な立ち位置なんだよな。。。ブレンダン・フレイザーが最初は微妙だったけど、段々良くなっていった。そしてH・フォードもこんな地味な役を受けるようになったか。それはそれで嬉しいような淋しいような。