空気の無くなる日

監督:伊東壽惠男

明治時代、ハレー彗星が地球に接近するその日5分間だけ地球の空気が吸い取られる。その噂を信じた村人たちが、右往左往する姿を描く。一応SFってことになるのかな。何とも微笑ましいSFで、当時はそういうことが本当に信じられたのかなあ。モノクロだし、フィルムも相当傷んでいるが、日本のSFや特撮の原点を見るようで、貴重なもん見せてもらったよ。50分程度の短い時間なのもいい。金持ちのガキが、一人だけ体中に空気チューブを巻いてる姿がシュールでうけた。