希望の国

監督:園子温

園子温が力のある監督だというのは分かった。自身の脚本で、震災、原発に対して、どう向き合うか、どうやって生きていくかを問う。災害に見舞われた時の人間の行動や日本人の考え方などを、大袈裟に描くことによって、震災の様々な影響を印象深く浮かび上がらせる。その大きな例が、神楽坂恵の全身防護服だと思う。やりすぎなのか、それとも原発の恐さに無関心すぎるのか。。。また 夏八木勲の演技も素晴らしかった。