マイ・サマー・オブ・ラブ

監督:パヴェル・パヴリコフスキー

若い女二人のひと夏の出来事。イギリスの田舎町、日常に退屈した女がある女と出会い、二人はお互いに結びつきを感じはじめるが。。。この映画は人間の裏の顔というものをのどかな田舎町とは裏腹に冷酷に見せる。悪ガキだった兄は神に目覚めるが、それが偽善であったり、仲良くなった女はただの嘘つきだったりと何が真実で何が嘘かの人間の本性が恐ろしい。この映画が出世作エミリー・ブラントの小悪魔さと惜しげもなく脱いでるのがいい。どうでもいいがパディ・コンシダインってサム・ロックウェルみたいだ。