血まみれギャングママ

監督:ロジャー・コーマン

俺たちに明日はない」とほぼ似たような内容だが、こっちの方が変態性が高い。キャラクターたちは皆病的で、マザコン息子4人と支配的な母によって、混沌とした30年代アメリカを突っ走る。裸が多いのは、時代性なのか、ロジャー・コーマンの趣味なのか。シェリー・ウィンタースの怪演もすごいが、一番の見所は若きデニーロの姿。これが見れただけでも個人的には満足。