西遊記 〜はじまりのはじまり〜

監督:チャウ・シンチー

西遊記ってこんな話だったっけ?って思ったら、これはエピソードゼロのようなものか。アクションに工夫があり、前半の妖怪魚のとこは往年のジャッキー映画のような楽しさがあった。いろんなものがてんこ盛りで、とにかくぶっ飛んでるのはチャウ・シンチー映画の魅力。猿になった孫悟空がナイナイの岡村に見えて困った。ラストのGメン'75はウケた。

WINDS OF GOD ウィンズ・オブ・ゴッド

監督:奈良橋陽子

亡き今井雅之のライフワークである。タイムトラベルと特攻隊。似た様なフォーマットはどこかで観た感があるような内容だが、今井の軽さとやんちゃさ、そして反戦の思いと特攻というテーマで日本人を描き続けるプライドのようなものなど、いろいろな思いが伝わった気がした。

ブライド・ウエポン

監督:ジョン・ストックウェル

なんか「エージェント・マロリー」の続編みたい。はっきりいって相当無理のある脚本ではあるが、アクション映画としては合格。女アクションスターとしてジーナ・カラーノ頑張れ。そしてダニー・トレホ、ルイス・グスマン、アマウリー・ノラスコなどラテン系曲者俳優が大挙出演していてそれもなんかうれしい。