2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

かぞくいろ-RAILWAYS わたしたちの出発-

監督:吉田康弘 “RAILWAYS”シリーズの第3弾。こういうご当地映画は好きだし、このシリーズの実直さは、いかにも日本映画って感じで嫌いじゃない。地方の鉄道はどこか郷愁を思わせるものがあり、そこにドラマが生まれる。この家族の繋がりが変わっている。主…

RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ

監督:蔵方政俊 “RAILWAYS”シリーズの第2弾。定年や老後、第二の人生、自分はまだまだ先だけど、そういういずれ訪れる人生の終盤戦を日本映画的にしっとり描く。ベタで普通かなと思っていたら、予想外の展開を見せた。電話で離婚を告げるシーン。余貴美子の…

暗殺のオペラ

監督:ベルナルド・ベルトルッチ 素晴らしい。後期のつまらない作品よりよっぽど才気がほとばしっている。特に横移動のカメラがいい。英雄的な父親の死を解明するために、イタリアの田舎に帰った青年が見つけた真実は。回想を織り交ぜ、どこかこの迷宮のよう…

ここは退屈迎えに来て

監督:廣木隆一 なりたい自分にはなれない。ほとんどの人間は普通の人で終わる。そんな現実を見せられる。まあみんな分かっちゃいるけど、自分は特別と信じたいじゃないか。。。ある高校の人気者を中心とした群像劇。名前憶えてないってアレ経験あるんだよな…

ヘイト・ユー・ギブ

監督:ジョージ・ティルマン・Jr この映画にはいろいろな問題がはらんでいる。黒人差別や拳銃の問題だ。アメリカはいつまで西部時代を続けるのか。パーティでバンバン、報復でバンバン、小さい子供まで拳銃を構える始末。そういう状態が射殺事件を引き起こ…

荒野の棺桶

監督:マリオ・カイアーノ 警察がマフィアに潜入するってのはあるが、これはその西部劇版みたいな感じ。復讐のために敵の集団に入って妻を殺した男を探す。いろいろとツッコミ所も多いが、まあまあ面白い。ラスボスが変わるのも予定調和でなくいい。

アクアマン

監督:ジェームズ・ワン CGショー。なんか疲れた。もうこういうの飽きたなあ。元々アメコミファンでもないし。ウィレム・デフォーは「スパイダーマン」出てたのに、これ出てて大丈夫なのか。。。

赤い雪 Red Snow

監督:甲斐さやか トマス・H・クックの小説を思わせる。人間の記憶のあいまいさ。特に子供の頃の記憶なんて、憶えてなかったり、勘違いしていたりとあいまいだ。若干事件はありがちというかどっかで観た感じもするが、力のある画面を作り出せていた。この暗…