ドクター・スリープ

監督:マイク・フラナガン

「シャイニング」の続編。狂ったJ・ニコルソンや双子、三輪車、迷路と断片的であまり内容を憶えてないので、それだとちょっと厳しいかな。まあ憶えてても微妙な気がするが。超能力者同士の対決みたいな話で、そもそもこんな話だったっけ?。「シャイニング」の再現部分はまあまあ楽しく観れたけど。前作あってこそであって、原作自体は割と普通なのでは。。。

続・深夜食堂

監督:松岡錠司

前作より良かった気がする。食堂が置いてけぼりになってない。喪服、歳の差カップル、オレオレ詐欺と各エピソードも悪くなかった。多彩な常連キャストにも愛着が出てきた。都会のオアシスというか、こういう店なんか行ってみたいけど行きづらい。。。このシリーズ続ければいいのに。ちょいおまけ。

サンセット

監督:ネメシュ・ラースロー

一人の女性の果てしない探求。自分は何者なのか。一体周りで何が起こっているのか。主人公同様、観てる側も何が起きてるのか分からない。常にカメラが主人公の背後にあり、主人公といっしょに絢爛豪華なブダペストの迷宮に彷徨っている気分。一族の血筋やら謎の兄など、掴めそうで掴めない。結構長いし疲れるけど、見応えは十分あった。

やくざ非情史 刑務所兄弟

監督:松尾昭典

やられるやり返すの、まあよくあるヤクザ映画。ありきたりだけど悪くはないよ。安藤昇も典型的なヒーロー的ヤクザ。脇役たちもそこそこ豪華。しかし敵も味方も死にまくり。ほぼ主人公だけ生き残り、主要キャスト全員死んだ。。。

映画 深夜食堂

監督:松岡錠司

TVドラマの劇場版ということだが、TV版は知らない。前半はいい。この世界観というか、場末の食堂の寂れた雰囲気とそこに集う常連たちのなんてことない掛け合い。食堂と客と料理がリンクしていて、この地味な味わいは気に入った。だけど後半になって、正直食堂関係なくなった。震災と遺骨の話が食堂と結びつかず、料理もあまり意味を成してない。前半の地味な感じでよかったのに。。。

平成ジレンマ

監督:齊藤潤一

子供の頃、悪いことしたら「戸塚ヨットスクールに連れてくぞ」なんてよく親に言われたなあ。。。自分はある程度なら体罰は肯定派である。戸塚校長の考え方も分からなくもない。過保護になりすぎ、教師の立場が弱くなるいっぽうな現代教育の在り方には疑問。ただ考えが過激すぎるし、体罰で人が死んでは論外である。しかしいろいろあったけど、まだ戸塚ヨットスクールは運営してるんだね。学校、世間から落ちこぼれた人達の居場所を与えているという部分は、評価できると思う。あの生徒の自殺は衝撃だった。