ロボット2.0

監督:シャンカール

過剰。大袈裟。でもこれがインド映画なのだが、さすがに付いていくのに疲れた。CGまみれで、なんでもアリで、もうお腹いっぱい。まあバカ映画なのだが、一応環境問題にも触れている。なんでそうなるの?と疑問に思ってはいけない。終盤はさらにカオス。もう結構です。。。

いちごの唄

監督:菅原伸太郎

主人公の純粋無垢なキャラはあまり好みではないが、七夕がモチーフになってるような話の構造はよかった。脚本が「そして、生きる」の岡田惠和。あれも震災絡めてたけど、そのネタ好きね。原作は峯田和伸で、アレ?出てたって思ったけど、あのラーメン屋の人ね。なんか情けなくて良かった。まあでも一番は石橋静河。もう彼女に尽きる。彼女の笑顔にやられた。

老人と海

監督:ジョン・スタージェス

アーネスト・ヘミングウェイの名作。だけど正直微妙だった。ナレーションばかりで少々退屈。老人の生き様ってほど深い物は感じなかった。ただ老人がつりしてるだけ。スペンサー・トレイシー もそこまでいいと思えない。小説ではいいのかもしれないが、あまり映画向きでなかった。。。

パパは奮闘中!

監督:ギヨーム・セネズ

母親が突然家を去り、残された父親と2人の子供の生活。うーん最初の方のフランスの労働問題の話にした方が良かったんじゃないの。大した奮闘もなく、消えた母親も結局よく分からず、中途半端な締まりのない映画になった。普通。

劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん

監督:野口照夫、山本清史

FFよりドラクエ派である。まあそれはさておき、実写とオンラインゲームを融合させた映画として、新しい試みだと思った。架空のゲームでなく、FFにしたのもいいコラボであった。ゲーム内の冒険を少しだけ味わえた気がした。すれ違う父と子が、ゲームで少しずつ距離を縮めていく。ちょっとベタな感動ではあったが、綺麗にまとまっていたと思う。

ジェシカ

監督:キャロリーヌ・ポッジ、ジョナタン・ヴィネル

イマイチ世界観が分からない。大したことないけど、そこまで嫌いじゃない。ジェシカを中心とした少年たちが集まって、いっしょに暮らしている。武装して、ダラダラ暮らして、何かと戦っている。どこに向かっているのかさっぱりなのだが、なんか変な味はあった。うーんなんだコレ。。。

ハウス・ジャック・ビルト

監督:ラース・フォン・トリアー

確かに不快だが、トリアーの力は認める。しかしサイコパスの殺人を延々と見せられても困るのだが、こんなもん作って一体何が言いたいのか。正直主人公はトリアー自身なのではないかとすら思った。こういう欲求を映画にぶつけているだけなのではないか。