無宿者

監督:三隅研次

ミステリー風味の時代劇でなかなか楽しめた。ただ事前にオチを知っていたので、知らなければもっと良かったけど。雷蔵が父親殺しの犯人を探す旅で最後に待ち構えていた犯人とは。途中で父親殺しの犯人の息子と思われる人物に会い、散々そいつの父親を犯人扱いするという前ふりが効いている。この人物を配置した脚本が上手い。