遠くでずっとそばにいる

監督:長澤雅彦

事故により10年分の記憶が失ってしまうという、ひとりタイムスリップ状態の設定はまあまあ良かった。人格が高校生に戻った自分自身の過去を探る旅は、いろいろな事実が小出しに明らかになり、その過程自体はなかなかミステリーとして面白く観れた。ただその事実が別に大したことじゃないので、どうも感動に結び付かない。あっけらかんとした倉科カナもどうも共感するようなキャラになってない。しかし周りの人間がもっと教えりゃいいのに。。。