白と黒

監督:堀川弘通

「黒い画集 あるサラリーマンの証言」の監督・堀川弘通、脚本・橋本忍ということで観てみた。死刑制度や冤罪、そして一度捕まえたら、メンツばかりを気にして真相を隠す警察組織の悪しき体質を問う社会派ミステリー。二転三転するストーリーは悪くないが、全体的にどうも深みに欠く。ただ60年代昭和の風景、白黒映像、小林桂樹はいい。