監督:田口智久
ちょっと新海誠っぽさがあった。ウラシマトンネルという都合のいいトンネルが出てきて少年少女に冒険を提示してくれる。夏、田舎、不思議なトンネルとどこかで観たことあるような設定なのだが、過去のいろんな作品のいいとこ取りのような話できちんと青春を感じさせてくれた。時間差による恋愛なども設定を上手く活かしている。中二病的で痛々しいものもあるのだが、それでもこういう切ない青春映画に弱いんだよなあ。。。
監督:デブラ・グラニック
「ウィンターズ・ボーン」の監督か。たくましい少女ってとこが似てる。父と娘が森林で二人で暮らしている。まあホームレスみたいなもんだが、こういう自然の中で暮らすのはそれはそれで強くなる気はする。でもずっとはここでは生きられない。親父はいいけど娘はまだ未来があるからねえ。親離れというか大人への成長というか。そこまで深刻な空気ではなく、いつかは来る旅立ちの日って感じ。トーマシン・マッケンジーは最近いろいろ出てるようでイマイチ顔がはっきりしなかったが、古典的な美人という印象。
監督:ジャック・ン
法廷エンターテイメントとして楽しめた。ただちょっとエンターテイメントしすぎではある。いろいろとありえないが、まあそこはエンタメとして割り切ろう。しかしやはりツッコミ所は指摘したい。まずなぜ証拠が2年経ってもそのままなのか。そしてそもそもその調査2年前にやれよ。主役が大倉孝二に似てた。。。