ブルー・バイユー

監督:ジャスティン・チョン

韓国人移民にはあまり感情移入できないので、それほど思うことはなかったが、アメリカでの移民や養子の苦難は伝わった。まあ移民の言い分も分かるが、移民が増えすぎても困るしねえ。でも30年近くいても、アメリカ人と認められないのは納得がいかないだろう。今更韓国に帰っても生きていけないだろうし。問題提起として作る意味は見いだせたが、映画としては普通。最後の子供たちとの別れは、ややあざとさはあるが悪くなかった。