ブレット・トレイン

監督:デヴィッド・リーチ

伊坂幸太郎原作。「オリエント急行殺人事件」をタランティーノ風にかつおバカに撮った感じ。原作は読んでないが、プロットは悪くない。人物の絡み具合は確かに伊坂幸太郎だ。集められた敵対する殺し屋たちが、最後に協力するとことか結構好きな流れ。アクションはイマイチ良くない。この辺はジャッキーチェンにアクション監督してほしかった。これタランティーノが監督してたら、もっと面白くなっただろうな。役者では意外にアンドリュー・小路が良かった。そして真田広之も大いに見せ場あり。まあ全体的にバカ映画。滅茶苦茶でハチャメチャで選曲も悪ふざけ。でもコロナ時代、こういうおバカも必要だ。終盤はずっとニヤケながら観てた。ヘンテコジャパンだけど、ハリウッドではいつものこと。