八月十五日の動乱

監督:小林恒夫

もうひとつの「日本のいちばん長い日」。広島原爆から玉音放送までの激動の数日間を描く。終戦前夜、日本で何が行われていたのか。玉音放送のレコード盤の放送を阻止しようと、クーデターを起こし、最後の抵抗をした陸軍。いろんな思いはあるが、日本が占領されることへの軍人たちの屈辱はそれなりには理解。でももはやどうにもならないのも事実。屈辱よりも死を選んだ軍人たちは、失われたサムライのようであった。