パブリック 図書館の奇跡

監督:エミリオ・エステヴェス

そこまで面白いわけではないが、問題提起はしてるし、何よりE・エステヴェスがなぜこんなテーマの映画を撮ったのかが興味深い。ラストの裸がやりたかっただけかなという思いも。寒さから逃れるために、ホームレスに図書館を解放するという行為に個人的に共感はしないし、正しいとも思わない。仮に日本で同じことがあれば反対だ。ただそれが間違っているとも思わない。弱い立場の人間に寄り添うことも理解はできる。「怒りの葡萄」を読み上げるシーンはよかった。ちょいおまけ。