9人の翻訳家 囚われたベストセラー

監督:レジス・ロワンサル

なぜ社長と翻訳者たちだけで勝手にこの本の出版を進めているのかと、話の作りにいろいろと違和感があった。原作者が完全に置いてけぼりで、何か変な話だと思った。面白かったのは原稿を盗んだトリックぐらいかなと思った。しかしそれら多くの違和感は全て最後に回収された。不自然だった話が、バラバラのピースが最終的に繋がった。作為的すぎる部分はあるし、この犯人の身勝手さは共感はできないが、それなりには楽しめたのかな。ちょっと「ユージュアル・サスペクツ」を思い出した。。。