椅子

監督:深田晃司

深田監督初期の作品。21歳の時の自主制作だそうだが、確かに拙い部分は見受けられた。でもそれなりに魅力を感じた。4人の人物がちょっとだけ絡む群像劇風。ストーリーの作り方が割と好きである。どこか想像力を掻き立てるものがあった。あの似顔絵描きの老人のエピソードはもっと膨らましてもよかったと思う。ちょいおまけ。