海山 たけのおと

監督:デビット・ネプチューン

70年代に日本へと渡り、尺八奏者になったアメリカ人、ジョン・海山・ネプチューンのドキュメンタリー。こういう人がいたんだね。彼の人柄にとても好感が持てた。尺八という日本の伝統文化だけに、外国人がやることへの苦労があっただろう。でも彼は実力と努力で認めさせた。ある意味閉鎖的な尺八の世界に風穴を開けたのだ。演奏だけでなく、自分で作ってもいて、創作意欲や尺八への愛も感じられた。尺八から、その材料である竹にも愛がおよび、もはや竹楽器のスペシャリストになっている。。。