運び屋

監督:クリント・イーストウッド

イーストウッド劇場。警察と麻薬組織の攻防みたいな映画かと思ったら、イーストウッド出ずっぱりで驚いた。この歳でこの佇まい、色気、彼がそこにいるだけで映画になる。人生の喜びと悲哀を見せてくれた。脚本ニック・シェンクだからか「グラン・トリノ」の面影もなんとなく感じられた。そして毎回感心するのがエンドクレジット。クレジットの出し方、音楽、この何とも言えない余韻にいつも痺れる。ちょいおまけ。