ヒットマン:インポッシブル

監督:アッティラ・ティル

タイトルが酷い。アクション映画かと思ったら全然違う。最初はアクション映画だと思っていたので、全然始まらないアクションにイライラして少々退屈。でもこれは障害者のクライム映画と分かり、我慢すれば除々によくなった。車椅子の殺し屋って設定もユニークだし、構成もよかった。障害者の主人公がコミック作家志望という時点で、なんとなくオチは想定内ではあったが、地味ながら障害、友情、家族をオフビートな味で綴った佳作。