午後8時の訪問者

監督:ジャン=ピエール・ダルデンヌリュック・ダルデンヌ

さすがダルデンヌ兄妹。今作も良作。めずらしくサスペンス風味で、基本人探し的な話なのだが、その中で移民やら虐待やらの問題を透かして見せる。ある意味贖罪の行為なのだが、そこまでやるかねえ。この主人公の力強い熱意をアデル・エネルがリアルに演じる。