映画 「聲の形」

監督:山田尚子

いじめた人間が成長して、いじめられた女と恋をするのかと思ったら、いじめた側もいじめに合い成長したら随分と弱い人間になっていたというのが今っぽい。子供社会の閉塞感や因果応報な世界で、主人公の罪と再生を描いている。そこに共感できるかできないかで見方も変わるだろう。でも誰でも経験のあることではないか。する側される側のどちらかは。人は罪を許せるのか。許すことは難しい。でもそこから真の愛が生まれることもある。個人的には結構泣けた。