ジャージー・ボーイズ

監督:クリント・イーストウッド

米で余り評判良くなかったようだったので、どうかと思ったら凄い出来じゃん。このレベルの作品を簡単にしれっと作ってしまうイーストウッドには本当に恐れ入る。元々ミュージカルらしいが、音楽ドラマとして見事に構築。フォー・シーズンズは知らなかったが、60年代のポップス、音楽シーンそして仲間内の対立とお約束ながらも、流れるように時代を捌き切ったイーストウッドの手腕。そして音楽愛を感じた。また「君の瞳に恋してる」のオリジナルと知り驚き。エンド・クレジットも洒落ていた。ローハイドやジョーペシ(本人らしい)と小ネタも好き。