セデック・バレ

監督:ウェイ・ダーション

「第一部 太陽旗」「第二部 虹の橋」からなる台湾の歴史大作。日本統治時代の台湾でこんなことがあったんだね知りませんでした。。。なにか日本人として複雑な気持ちになった。申し訳ない気持ち。それでも日本人が殺されまくるのには余りいい気はしない。まあいろいろ思うとこはあるが、映画としてはとてもパワーが溢れていた。感心したのは日本人の演技やセリフに嘘臭さが無かったこと。どこの国かも分からん俳優の下手な日本語を聞くと折角の雰囲気も萎えるので、その辺はちゃんとしていてありがたい。安藤政信も良かった。向こうの俳優たちも本当の原住民に見えるぐらい本格的だった。そして何よりアクションの迫力には驚いた。第二部はアクション一辺倒でやや単調ではあったが、それでもアクション自体のレベルが非常に高いおかげで見応えがあった。へー台湾もやるじゃん。