さよならドビュッシー

監督:利重剛

悪い映画ではない。ただミステリーとして観た場合、かなり弱い。全身やけどの時点で話の仕掛けがバレバレなので、まあミステリーとして観るより、少女の成長物語として観た方がよい。橋本愛ってそんな好きじゃないけど、この映画では良かった。そして実際のピアニストである清塚信也が、ちょっとナルシストっぽいが、演技素人にしては十分存在感を発揮していた。