絞殺

監督:新藤兼人

家庭内暴力というと「積木くずし」があるが、まさにあの時代の家庭の変なドロドロ感はよく出てる。日本が裕福になり始めたことによる、いろいろな歪みがこういう形で姿をあらわしたんだろうね。息子は気持ち悪いが、そもそもこうなったのも親である乙羽信子の甘やかしが原因ではないか。息子の本心のメモとか気味悪い。乙羽信子は体当たり演技で頑張るが、西村晃とのセックスは、あんな爺婆でやるなよ。。。母を襲ったりと、ちょっといろいろやりすぎな気もする。新人の演技も微妙だなあ。