パーフェクト・プラン 完全なる犯罪計画

監督:ジル・スプレカー

小さな欲に目がくらんだばかりに、とんでもない泥沼へと引きずり込まれる。殺人よりもバイオリンが曲者で、これが話を二転三転させ、自体をどんどんと悪くさせる。とても脚本がよく出来ていて、抜き差しならない状況に追い込まれるグレッグ・キニアはぴったりな配役。ただ、終盤のオチは余りに出来すぎだし、序盤からひょっとしたら、このパターンかなという予想はあったので驚かない。「マッチスティック・メン」が頭をよぎった。