風にそよぐ草

監督:アラン・レネ

財布を拾ったことから、出会うことのなかった男と女が出会ってしまい、そこから物語が広がっていく。ストーカー映画のような恋愛映画のような、いろいろな面をみせてくれて、途中の映画館前の喫茶店ぐらいまではとても軽やかな良い映画だったのが、段々おかしくなっていく。そもそも二人とも行動が不可解なので、除々に映画についていくのに苦労し出す。監督の意味不明な演出も多々あり、何が言いたいのか理解に苦しみ、挙句の果てにはラストに唖然茫然。何じゃコレの珍品。