おとなのけんか

監督:ロマン・ポランスキー

舞台劇の映画化。キャストもほぼ4人。タイトル通り大人たちの口げんか。理性があるはずの大人が、ちょっとした言葉尻、余計なひと言、携帯電話などから次第にいらいらが蓄積。子供たちの喧嘩の和解が、大人同士のけんかになり、関係ない仕事や夫婦間へと飛び火して収拾つかない事態に。演技派たちの会話の応酬は観ていて楽しい。皆熱演だが、クリストフ・ヴァルツがいやらしい芝居でらしさを発揮。