オーディション

監督:三池崇史

米EW誌が最近20年間のホラー映画で1位に選んだぐらい、海外では評価の高いホラー映画。前半はホラー映画とは微塵も感じないぐらいの、息子ひとりと暮らす父の再婚話程度の話が、じわじわとサイコな方に進んでいく。後半は過去と現在、現実と夢が入り乱れる編集が上手く混乱を表現し見事。有名な残虐描写だが、思ったほど狂ってはいなかった(それでも十分残酷だけどね)。舌や足の切断は「十三人の刺客」のあの少女を思い出したよ。。。そういえば脚本も天願大介と同じだし、三池・天願コンビは今後も何かやってくれそうだ。