蛇にピアス

監督:蜷川幸雄

空虚な現実からの逃避をピアスや刺青、セックスで表現したある意味今時の若者たちを分かりやすく描いている。登場人物たちが、はっきりしないというか何も考えていないような奴ばかりでウンザリする。また主演カップルの男の方の幼稚じみた会話や行動に、もう勝手にしてくれって感じ。キワドイ描写や痛い描写もあり、主演3人の体当たり演技はそれなりに良かった。特にARATAの役はいつもながら変わった役で、刺青男を怪演している。結局殺人の件は、何も追求しないのか。。。