96時間

監督:ピエール・モレル

リュック・ベッソン脚本にはロクなものはないが、これは奇跡的に上手くいった。中身はとてもシンプルな内容で、一見スティーブン・セガールの映画のようだが、これがリーアム・ニーソンがやることによって平凡なアクションで終わらなかった。アクションの見せ方も上手いし、いい脚本を渡せばピエール・モレルはいい仕事しそうだ。とにかく勝因はリーアム・ニーソンを起用したことに尽きる。しかしこれほど手加減しない主人公もめずらしい。